Dr.タナカの豆知識
20歳になったら国民年金
成人式がありました。新成人の皆様、おめでとうございます。
昔は20歳になったら選挙権と言われてましたが、いまは、
『20歳になったら国民年金』です。
テレビや雑誌なんかでは、『掛け金を支払っても無駄である』かのような報道が散見されます。
たしかに歳をとってから受け取れる額〈老齢基礎年金といいます。〉に関しては、
いま年金を受け取っておられる世代と比べて、掛け金は高いのに貰える額は少ないし、
しかも、その少ない額を受け取れる年齢も引き上げられてますので、不公平さは否めません。
ただそれでも、新成人さんには〈国民年金は掛けてたほうが絶対にお得ですよ〉と言い続けたいです。
年金を受け取れるケースは、年をとってから貰えるものだけはありません。
重い障害を負ってしまった時にも支給されます。
(障害基礎年金と言います。)
若い世代の方は、運転免許を取って車に乗り始める時期ですし、スキーやスノーボードなどの
レジャーも活発です。アクシデントに遭遇する確率は案外高いのです。
今、すでにお仕事をされてる方は会社経由で厚生年金に加入しているかと思うのですが、
問題なのは、大学生や専門学校の新成人。(特に要注意なのは浪人している人。)
とにかく加入手続きをしましょう。
手続きがほんの少し遅れたばかりに、とんでも事態に…ってこともあるのです。
詳しくは次回に..